工場見学(後編)☆キリンビール
工場見学(後編)☆
キリンビアパーク@取手
本日のフードアナリスト自己啓発の工場見学(後編)はキリンビアパーク取手において、「一番搾りが出来るまで」を教えて頂きました(^o^)
キリンビール取手工場は首都圏で販売されるビール、発泡酒、チューハイなど13種類を製造。1970年に設立、敷地面積は東京ドーム5.5個分、生産能力は日量50万kℓ=瓶ビール570万本とキリンビール9工場中で最大規模。敷地が広く、大型専用バスでご案内頂きました(*^^*)
ドイツの伝統的なビール醸造ポリシーにおいて、「芳醇」「爽快」「純粋」の3つがビールの味覚に求められる要素として定められています。 その中でも「純粋」な味を極めたビールをつくりたいという想いから生まれたのが一番搾りです。
一番搾りは、麦汁ろ過の工程で、最初に流れ出る一番搾り麦汁のみを使ってビールをつくる一番搾り製法でつくられています。
昔の醸造釜は銅釜でしたが、メンテナンスの点からも、今はステンレス製釜を使用しているとのこと(^^)
ちなみにビールの製造工程は①仕込→②発酵・醸造→③充填の手順で製造されます。
①ステンレス製の釜で麦芽を砕いて、ゆるやかに温度を上げ、麦のおかゆを作り、麦汁ろ過(一番搾り)の後、ホップを加えビール独特の香りと苦味を生み出します。
②十分に冷やした麦汁に酵母を加え、発酵タンクで低音発酵させます。麦汁の糖分を酵母が食べるため、アルコールと炭酸ガスが発生するのが発酵の原理です。
③1〜2ヶ月ほどタンクで低音貯蔵し、美味しく熟成させる。検査を歴て最終パッケージングされます。
貯蔵タンクは0℃〜5℃の低温で貯蔵しており、発酵タンクと貯蔵タンクはそれぞれ1基あたりビール120万本規模であり、現在139基が稼働しています(^^)
キリンビール株式会社 取手工場
http://www.kirin.co.jp/entertainment/factory/toride/
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