工場見学(前編)☆キッコーマン
工場見学(前編)☆
@キッコーマンもの知りしょうゆ館
本日はフードアナリストの自己啓発として、キッコーマンの工場を見学させて頂きました(^o^)♪
工場をご案内頂きましたのは、コーポレートコミュニケーション部の長島さん。とても分かり易いご説明でした(^.^)
ここ野田の地では、今からおよそ400年前に、しょうゆの製造が始まりました。その原料は、近くを流れる利根川、江戸川を使って集められました。大豆は今の茨城県から、小麦は今の群馬県や千葉県から、また塩は江戸川河口の行徳から運ばれました。完成したしょうゆは江戸川を下り、大消費地である江戸におよそ半日で到達できたそうです。
江戸・東京の発展とともに成長してきた野田・流山の醸造家8家は、1917年(大正6年)に合同で野田醤油株式会社を設立、 1964年(昭和39年)には、社名もしょうゆの商標と同じキッコーマン醤油株式会社に改めました。1960年代からデルモンテトマトジュースやマンズワインの製造・販売などの多角化を図り、1980年(昭和55年)にはキッコーマン株式会社に社名変更しました。
ちなみに、しょうゆの製造工程は①製麴→②発酵・熟成→③圧搾です。
①高温・高圧で蒸した大豆と、炒って砕いた小麦に種麹を混ぜ、温度を調整した製麴室で3日間培養し「醤油麴」を造る。
②製麴室の工程で造られた「醤油麴」に食塩水を加え「もろみ」を造る。それを屋外タンクに移し、約半年間寝かせて発酵・醸造させていく。
③発酵・熟成が終わったもろみを幅3m、長さ2,800mの濾布(ろふ)に包んで圧搾機の中に建物3Fの高さまで折り重ね、醤油を絞る。
もの知りしょうゆ館
www.kikkoman.co.jp/enjoys/factory/noda.html